生活科学学科生活総合コース(社会人向け)

「もう一度学びたい!」社会人のための教養を身につけることを目指したコースで、長期履修学生制度※注 の中に位置づけられています。短期大学の多彩な科目の中から、一人一人の興味に合わせて選択し、学ぶことができます。経済学、生活と科学、英会話、スポーツと健康、美術などの基礎教養科目をはじめ、家政専攻共通科目、生活造形コースや保健養護コースの各専門科目を履修することができます。また、幼児教育学科など他専攻の科目の一部をオープン科目として履修することができ、専攻コースを横断して学ぶことができます。

注)長期履修学生制度とは、短期大学で学びたいという思いがあっても、経済的な理由や育児など様々な事情で2年間の課程を修学できない方のために、2年制とほぼ同じ授業料で3~6年の範囲で履修期間を延長して学び、卒業できる制度です。
資格を取得したい方のための 長期履修学生制度についてはこちら

生活総合コースの特徴

  • 教養を身につけることを目指します。
  • 学科、専攻、コースを横断して、興味のある科目を履修することができます。

長期履修学生制度に共通する特徴

  • 働きながら学ぶ社会人の方、育児をしながら再就職のためのスキルアップを目指す方、育児を終え時間に余裕ができた方など、多方面の学び方に対応できる制度です。
  • 生活スタイルに合わせて、少しずつ学ぶことができます。
  • 1年あたりの授業料の負担を抑えられます。

開講科目・授業内容

開設予定科目

必修「美しく生きる」ほか6科目、14単位以上を選択します。

基礎教養 ■美しく生きる
■心理学
■哲学
■日本国憲法
■教育学
■倫理学
■簿記論Ⅰ・Ⅱ
■生活と化学
■生物学
■環境と人間
■科学史
■英語
■英会話
■ドイツ語
■スポーツと健康
■音楽
■美術
■キャリアデザイン
■地域社会学
■文章表現
■生活の中の経済
■基礎コミュニケーション
■情報処理

オープン科目2単位以上を含め、専門教育科目とあわせて、48単位以上を選択します。

専門教育科目 生活科学学科共通 ■生活経営学
■衣生活概論
■食生活概論
■住生活概論
■生活学演習
■ファッションⅠ
■調理学及び調理実習
■保育学
■栄養学
■食品学
■臨床栄養学実習
■家庭看護学
■生活文化演習
■卒業研究など
■赤文字は必修科目)
デザイン ■造形論
■色彩学及び演習
■陶芸Ⅰ・Ⅱ
■ファッションⅡ・Ⅲ
■フェルト
■テキスタイルアート
■ペーパーワーク
■イラスト
■染めⅠ・Ⅱ
■染色加工学
■インテリア繊維製品
■色彩コーディネート演習など
養護教諭・医療事務 ■保健衛生学
■公衆衛生学
■解剖学
■生理学
■微生物学
■薬理学概論
■精神保健
■看護学Ⅰ・Ⅱ
■医療秘書実務(調剤)
■医療事務概論
■医療福祉制度論
■介護概論
■福祉総論
■保健統計
■臨床心理学
■臨床医科学 など
オープン科目 生活福祉専攻 ■人間の尊厳と自立
■介護の基本A
■認知症の理解Ⅰ・Ⅱ
■生活支援技術G など
食物栄養専攻 ■栄養学Ⅰ ■生理学
■フードコーディネート論 など
幼児教育学科 ■臨床心理学 など

卒業生インタビュー

短大での学びは、「知る楽しさ」を教えてくれました。

生活総合コース卒業 Mさん、Yさん
総合病院に勤務し、医療事務の仕事に携わっているMさん(写真右)とYさん(写真左)。

生活総合コースで学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

Mさん

高校卒業後、ずっと働いてきて教養を身につけたいなと漠然と思っていたんです。そんな時に短大で社会人が働きながら学べるコースがあると知って、勉強してみようと思いました。

Yさん

私たちが勤務している病院でここの学生が医療事務実習を行うのですが、普段はどんな勉強をしているのかな…と興味がありました。

仕事との両立はできましたか?

Mさん

どんなふうに履修科目を決めればいいのか分からなかったのですが、先生方が親身に相談にのってくださったので安心して勉強を始めることができました。

Yさん

仕事との兼ね合いで月曜日と火曜日の科目の中から選択しました。履修科目に一貫性はないのですが、学んでいく楽しさを感じることができました。

短大で学んでみてどうでしたか?

Mさん

哲学や仏教、心理学などの分野は知識としても面白く、自分自身の意識や考え方を見つめることができ、充実した学校生活を送ることができました。

Yさん

覚えるっていう勉強ではなくて「知る」楽しさ、目から鱗が何枚もはがれるっていう感じです。生活文化演習の陶芸で花器や茶碗、お皿などたくさん作ることができて、嬉しかったですね。