幼児教育学科

「子どもが好き」
まっすぐなその気持ちを
実践力に

保育士や幼稚園の先生を目指す一人ひとりのまっすぐな思いを受け止め、社会に求められる質の高い保育者を育成します。
学科のモットーのひとつに「子どもの心を見つめ、ともに育ちあう保育者」とあります。そのために必要なのはまず子どもを理解するということ。
子どもは好奇心が旺盛でどんなことにも興味を示し、豊かな想像力を持っています。そんな子どもの気持ちに共感し、発達を理解することが大切です。
当学科では保育者として必要な知識や、音楽、造形などの技術を習得しながら、子どもたちと実際に触れ合う体験的な学びの機会を多く取り入れています。子どもに寄り添い、保護者と協働して子どもの育ちを支えられる保育者を目指します。

アドミッション・ポリシー

  • 周囲の人と協調し、コミュニケーション能力の向上をめざす人
  • 幼児教育・保育の専門的知識・技能を積極的に学ぼうとする人
  • 他者への思いやりを持った行動ができる人

目指す免許・資格

●保育士 ●幼稚園教諭二種免許状 ●保育心理士(二種) ●幼稚園・保育園のためのリトミック指導資格1・2級 ●保健児童ソーシャルワーカー ●ピアヘルパー ●自然体験活動指導者 ●准学校心理士 ●社会福祉主事任用資格 ●知的障害者福祉司任用資格 ●介護福祉士実務者研修修了

笑顔が見られるかな?子ども遊びイベント

飯田市にある「かざこしこどもの森公園」での「子ども遊びイベント」に毎年参加しています。短大での学びを通して得た知識をもとに、子どもたちと遊び内容を考えていきます。「どうしたら子どもたちが喜んでくれるかな」「こうしたほうがもっと楽しいかな」など試行錯誤をしながら準備をしていく中で、保育者として現場で子どもたちの活動を考える実践的な力が養われていきます。手形を使った作品作りや、輪投げ、スタンプラリーなど、アイデアはいろいろ。子どもの視点に立った様々な配慮を体験的に学ぶことが、保育者としての成長へとつながっていきます。

Expression(表現学習の発表会)

子どもに向けた人形劇を脚本・人形作りから演出まで創り上げ、舞台で発表します。保育者に求められる表現力・創造力・協働する姿勢を身に付けていきます。

安心のピアノサポート

入学生の半数近くが、ピアノ初心者です。1対1のレッスンに加えて、苦手意識の強い学生や、実習での課題曲に不安を抱える学生への補習授業等、サポート体制も充実しています。

「わいわいひろば」との連携

学内にある子育て支援施設「わいわいひろば」と連携し、様々な授業を展開しています。未満児や保護者との交流、保育士と連携した活動など保育の現場を肌で感じることができます。

からだとあそび

からだを使った遊び、特に幼児を対象にした運動遊びと自然遊びを指導できるようになるために、多種多様な実践を行います。現場で活きる実践力を身に付けていきます。

ひととのかかわり

乳幼児期に生まれる様々な場所での人との関わりは、子どもの成長へと繋がります。乳幼児との触れ合いはもちろん、現場の保育士とも関わりながら専門的な知識を身に付けていきます。

図画工作

様々な素材や技法に触れ、自ら課題に取り組み、造形活動の楽しさを味わいます。さらに子ども達の表現活動を支援するために必要となる知識、技能、実践力の育成へと学びを深めます。

乳児保育

学内にある「わいわいひろば」での関わりや、姉妹園の保育所における実習をはじめとして、保健師・助産師の経験を持つ教員からも多くの専門的な知識・技術を学べる授業です。

子どもの保健

子ども達と生活する中で、怪我や感染症といった緊急対応が必要な場面に遭遇した時に、冷静かつ適切な対応をするために必要な疾病の種類やその予防法、適切な対処法などを学びます。

保育・教職実践演習

学生が主体となって実際の保育現場に近い状況で学びます。2年間の学びの総仕上げとして、保育に関わるすべての分野について、保育活動の実際を感じることができる構成となっています。