生活科学学科食物栄養専攻

健康な食生活をデザインする
食と栄養のスペシャリストに

食べることは生きること。本学では栄養についての知識と調理技術を極め、食の専門家として社会に貢献できる人材を育成します。
2年間で作る料理は400品以上。多くの調理実習を通じて得られる経験と知識は、実践力と「対象者にわかりやすく伝える」ための力になります。
また、地元企業と連携した食品開発や、地域スポーツを栄養面から支えるスポーツ食育活動も取り入れ、様々な視点から食についての見識を広げます。
栄養士免許証の取得はもちろん、柔軟なカリキュラム構成により様々な資格も取得可能。卒業後さらに学びを深め管理栄養士や家庭科教諭免許を取得したい学生のために、4年制大学への3年次編入の道も開かれており、食と栄養のスペシャリストとして可能性を広げています。

アドミッション・ポリシー

  • 「食べること」や「食事を作ること」など、食への強い興味を持っている人
  • 食の専門家をめざし、食の大切さを伝えることができる人
  • 人とのつながりを大切にできる人

目指す免許・資格

●栄養士 ●栄養教諭二種免許状 ●フードスペシャリスト ●専門フードスペシャリスト(食品開発、食品流通・サービス) ●准学校心理士 ●社会福祉主事任用資格 ●介護福祉士実務者研修修了

『調理のできる栄養士』を育てる

“いいたん”食物栄養専攻はとにかく調理実習が多いのが強み。基礎から応用まで幅広い調理を学び、2年間で作る料理の数は400品以上!豊富な調理実習による技術の習得はもちろん、実践を通して得た食材や調理の知識を献立作成にも活かします。
グループで行う調理ではチームワークが大切。社会で活躍するために必要なコミュニケーション力を養います。また、食のプロとして日常生活でも健康に配慮したおいしい食事を作れる力を身につけます。
他にも様々な形で「栄養」「食」「調理」について学び、探求できるのがサークル活動やゼミナールです。“いいたん”食物栄養専攻オリジナルのサークルでは多くの学生が学内外で活躍中!
栄養×調理で知識の引き出しを増やし、『調理のできる栄養士』を育てます。

『食品開発』で地元産業とつながる

「食品開発実習」の授業では、最初にビン・缶詰、レトルト食品、製麺など加工食品の基本を学びます。その後、地元の製パン指導者さんやフランス菓子店のパティシエさんから基礎技術を教えていただき、グループごとにアイディアを活かした商品を開発。最終的にプロから選んでいただいたパンやお菓子などは商品化され、店頭に並びます。
2022年度は学生考案のパンが商品化。また、信州産のりんご、泰阜村産のゆずを使った「信州ガレットブルトンヌ」を開発しました。さらに、消費者に寄り添った食品開発をするために顧客調査を行い、地域食材を使ったオリジナル冷凍食品(ソース類)を開発。地元企業のオンラインストアで販売されました。地元産業と連携しながらひとつの商品を作り上げるこれらの活動を通して、「創造力」と「企画力」を身につけます。

ジュニアアスリートを『食』で支える

地域スポーツを食で支えるサークル活動「スポーツ栄養研究会」。授業での学びを活かし、多世代の方へ食の大切さを発信することで「主体性」と「実践力」を育みます。

多くの免許・資格が取得可能

柔軟なカリキュラム構成により、様々な資格が取得できます。将来の働き方や可能性を考えて、多くの学生が栄養士+α(プラスアルファ)の資格取得を目指しています。

管理栄養士国家試験をサポート

卒業後のキャリアアップ支援の一環として、管理栄養士国家試験対策講座を開講しています。講義と模擬試験を行う本講座の受講者から、これまで多くの合格者を輩出しています。